あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。本年もよろしくお願い致します。
2018年末に屋号・住所を変更致しました。「ねこのいえ設計室」として、猫との住まいに力を入れて頑張って参ります。「ねこのいえ設計室」のサイトはこちらをご覧ください。http://nekonoie.tokyo今後、猫関係のお知らせは「ねこのいえ設計室」にてご連絡致します。
その他のお知らせは、当サイトで引き続きお知らせ致します。
書籍『幸せな名建築たち』出版イベント第一弾!
私が5年ほどかけて執筆、ほかもろもろ(編集、DTP、装丁も!)を致しました書籍『幸せな名建築たち』(日本建築学会編、丸善出版)の出版記念トークイベントを、10月11日に田町の建築書店にて開催致しました。
本書は日本建築学会の会報誌『建築雑誌』に掲載された4年間の連載を再編集し、あらたに「聴竹居」にもご取材した、42組の名建築に住む人や支える人へのインタビュー集です。写真も多く、再撮影も多数あり、みなさまの建築への静かに熱く深い想いがつまった一冊です。(掲載建築リストは下部に載せました)
おかげさまで本書は好評のようですが、より多くの方にお手にとってご覧頂けたら嬉しいです!
カバーは、自由学園 南沢キャンパスです。名建築と人との幸せな関係性がとてもよくあらわれている象徴的な写真です。小学校の子ども達が向かう先は・・・
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トークイベントのテーマは中銀カプセルタワービルということでゲストに中銀カプセルタワービル保存再生プロジェクト代表の前田達之さんにいらして頂きました。もちろん、本書にも前田さんは登場します。
私も普段から中銀カプセルタワービルで取り組んでいる、シェアオフィスの企画運営とその仕組みやカプセルレストアについてお話し致しました。今年つくりましたカプセル1972Tシャツも着ています。こちらで販売中!
前田さんからは、カプセル解体の危機を迎える中、とても濃いカプセルの現状やカプセル交換に向けての動きなどもろもろの裏事情などのお話しを伺うことができ、みなさんとても熱心にメモをとられていました。笑いあり、質問も多くあがり、大変盛り上がったのではないでしょうか。前田さん、ご来場頂いたみなさま、気にかけてくださっていたみなさま、日本建築学会のみなさま、丸善出版のみなさま、ありがとうございました!
本書およびイベント時の写真は、蔵プロダクション撮影です。
掲載建築リスト
■ハウジング編
01 管の家
02 象の家
03 目神山の家
04 ビラ・モデルナ
05 原邸
06 中銀カプセルタワービル
07 セキスイハイム M1 犬木邸
08 塔の家
09 石津邸
10 自由が丘の家 伊藤邸
11 同潤会江古田分譲住宅 佐々木邸
12 清洲寮
13 富久邸
14 堀ビル
15 奥野ビル
16 聴竹居
17 長岡邸
18 求道学舎
19 濱田庄司記念益子参考館
■ビルディング編
20 パレスサイドビル
21 目黒区総合庁舎
22 大学セミナーハウス
23 東光園
24 東海大学 湘南キャンパス
25 国立西洋美術館
26 香川県庁舎
27 八幡浜市立日土小学校
28 カトリック目黒教会
29 国際文化会館
30 北九州市立戸畑図書館
31 大阪ガスビルディング
32 JPタワー・KITTE
33 自由学園 南沢キャンパス
34 旧観慶丸商店
35 芝川ビル
36 デザイン・クリエイティブセンター神戸
37 北菓楼札幌本館
38 国立天文台 三鷹キャンパス
39 東京大学 本郷キャンパス
40 東京駅 丸の内駅舎
41 富士屋ホテル
42 富岡製糸場
「カプセル快適化俱楽部」は、中銀カプセルタワービルに住む人・使う人、これから住もうとする人や使おうとしている人にとって役立つ、カプセルライフを楽しくするための情報発信を目指します。また、これを見て読んだ方に中銀カプセルタワービルについて興味を持ってもらえたら嬉しいです。
今日は、カプセルでの交流会にぴったりな、カプセルっぽいクッキーをつくった話しです。
企画運営しているカプセルシェアオフィス・中銀カプセルタワービルA606プロジェクトにて、9月からの新会員との顔合わせの交流会をしました。
そこに持っていくお菓子を、会の前日に銀座界隈で探したのですが、「カプセルにふさわしい」と思えるお菓子がなかなかなく。当日も午前から外出のため時間的余裕がなく、持ち歩きがあるので生菓子も難しく、困りました。
まずは、丸っぽいものをとお菓子コーナーをぐるぐる見てまわるものの、ありきたりのものばかりで面白くないのです。いろいろ見た中で、栗を丸く練り込んだ和菓子は、かなり惜しいのですが、プロポーションがひしゃげた感じで“これじゃない”感が。探してみると、カプセルっぽいしっくりくるものが無かったのです。
無いものは作るしかないと、カプセルっぽいクッキーを手作りすることにしました。
日本橋にお菓子の材料や道具を扱うお店がちょうどよくあり、そこでもろもろをゲット。
クッキー向けに調合された粉(小麦粉、砂糖など)と無塩バターと卵を混ぜて、練り……冷蔵庫で1時間ほど寝かせ……
ちょうどよい四角の型抜きがなかったので、まな板にサランラップをひいて、包丁で四角にカット。
そして、大事な丸窓!丸のクッキーの抜き型で抜き取ります。
ブラックココアパウダーを入れた、黒い生地も丸くくり抜いて……
白い四角に丸穴をあけた生地に、黒い丸を入れて、白と黒の生地をなじませて……
オーブンが無いので、代わりにガスコンロの魚焼き機で焼きました。
少しこんがりしたところで、裏返し、しばし待てば、完成。
交流会でも、みなさんカプセルクッキーの写真を撮ってくれました。たくさんあったカプセルクッキーも、みなさんおいしい!といって、あっという間になくなりました。
味もなかなかのカプセルクッキーでした。
「カプセル快適化俱楽部」は、中銀カプセルタワービルに住む人・使う人、これから住もうとする人や使おうとしている人にとって役立つ、カプセルライフを楽しくするための情報発信を目指します。また、これを見て読んだ方に中銀カプセルタワービルについて興味を持ってもらえたら嬉しいです。
今回は、カプセル内にもとからある時計を直しました。
シェアオフィスである中銀カプセルタワービルA606プロジェクトの会員から「時計がほしい」という要望があったことがきっかけで、もとからある時計を直しはじめました。
カプセルには、1972年に建った当時の最先端の機器が備え付けられていました。テレビ、冷蔵庫、時計などは標準で付き、それ以外の卓上電子計算機(電卓)、ステレオスピーカー、テープデッキ(オープンリール)、テーブルライト、流し台などはオプションで、カプセル購入者がそれぞれ選んだそうです。
現在、すべてが完璧に揃っているカプセルは無いようです。それぞれのカプセルで部分的にパーツをとどめていたり、もとのものは撤去されてしまっていたりします。埼玉県立近代美術館が建つ北浦和公園にあるカプセルのモデルルームも実際に建ったものとは少し違います。
今回直した時計は、カプセルに標準で付いていたもので、このカプセルを借り始めた時にはすでに止まっていました。数年から数十年は止まったままだったのでしょう。時計を取り外してみると、電力をとるプラグがそもそも抜かれていました。そして、時計用に用意されているコンセントにプラグをさしても、時計は動きません。また、右側のダイアルも箱の中に1つは落ちていました。そこで分解して直すことにしました。
1970年代の時計ですから、数字盤も一枚ずつパラパラとあり、電気的に動くけれどもどこかアナログな品です。試行錯誤してみたところ、修理方法は実は簡単で、古くなってグリスが固着したモーター軸に油をさして回るように手入れをしてあげました。こうすれば動くのは、アナログな品だからこそ。長く使えるのかもしれないと思いました。
いまでは、A606では、カプセルにもともとあった時計が正確な時を告げてくれます!(映像は早回しです)
タイマーもあり、ブザーも「ブー」と鳴るのですが、右側のダイアルの操作方法がやや複雑で壊れやすいため、いまのところブザーは使わないようにしています。ちゃんと、照明のスイッチと並んでいるブザーボタンは連動しています。
*
よく、博物館などでさわれない機器が展示されていますが、それではその場は止まっているように感じます。カプセルは、まだ生きていて現役で使う建築です。カプセルを快適に使い続けるために、機器は直して動かしていきたいと考えています。
いしまるあきこ一級建築士事務所 + 蔵プロダクション で、「中銀カプセル・レストア・プロジェクト」と名付けて、日常的に使うために、中銀カプセルタワービルのカプセルユニットの復原を試みています。
2017年春からスタートした会員制のシェアオフィス、中銀カプセルタワービルA606プロジェクトでは、9月からの新会員を募集します!
【9月からの新会員をむかえてスタートしています。欠員があった際はまた募集します。】
窓からの眺めも良く、オリジナルのユニットバス、収納や机も良い状態で残っているカプセルらしい貴重な一室です。また、置いてある家具などもカプセルに似合うものを厳選し、丸型ブラインドもオリジナルに近い形で復元するなど、当会こだわりのカプセルです。
撮影:蔵プロダクション
今回は、2017年9月〜2018年2月利用の6ヶ月の会員募集です。希望があれば、来年3月以降も継続利用は可能です。当会では6ヶ月ごとに継続利用の意向を確認します。
現在、女性の会員が多いため、女性の方も安心してご応募ください。
●中銀カプセルタワービルとは?
建築家の故・黒川紀章氏による設計で、1972年に生まれた名建築。都市の変化とともに新陳代謝するという思想の「メタボリズム建築」を代表する作品。140戸のカプセル型ユニットが2本のタワーにらせん状に並ぶその変わった外観や近未来的なカプセル内部に魅力を感じ、世界中から毎日のようにファンが訪れる東京でも人気のスポット。
●会員になると・・・
・中銀カプセルタワービルのA606号室を自身のオフィスやフリースペースとして使うことができます。
・住所使用も可能です。(登記は不可)
住所:東京都中央区銀座8−16−10 中銀カプセルタワービルA606
※冷暖房エアコン完備。
※室内の水、トイレを使用できます。
※椅子6脚(3脚が折りたたみ式)
※インターネットWifi完備。
※モニターあり。NETFLIXやhuluで映画やドラマなどの視聴、PC画面のミラーリング表示が可能。
※Bluetoothスピーカーあり。
※折りたたみテーブルあり。
※電気ポット、ティーカップ、コップ、フォーク、スプーンあり。
※折りたたみ簡易ベッドあり。仮眠用、サロン用などに使えます。
※私物を置ける棚を使用できます。
※室内では、靴を脱いでご利用いただきます。
※週一回程度、管理者による清掃を行っています。
●シェアの特徴としては・・・
・基本的には、会員同士は同時に使わず、ひとりずつ部屋を使います。
・24時間を3つの時間帯に分けて使用します。(タイムシェア方式。時間帯は24時〜08時、08時〜16時、16時〜24時の3つです)
・会員は会費として、A606の家賃・経費等の9万円を会員数5名で負担します。(月18000円)
・会員は会費の他に、1つの時間帯を使用ごとに使用料が発生します。使用料は1回あたり800円です。その使用料は他の使用できなかった会員に200円ずつ返金されます。お互いに使えば使うほど1回あたりの使用料は下がり、会員全員が得をします。使用料は1ヶ月ごとに会費とともに精算します。
・予約はGoogleカレンダーを使用して行います。gmailをお持ちではない方は、入会に当たってgmailの取得をお願いしております。
・いしまるは「中銀カプセルタワービルA606プロジェクト 代表」として、A606のメンテナンスやその他もろもろの管理をします。
●A606の使用例・・・
・オフィスとして、週に何回か通って使いたい。
・東京での拠点として使いたい。
・執筆作業やノートパソコンでできる作業、その他の作業など、部屋にこもってしたい。
・5人までのワークショップ等を開催したい。
・友人たちとプライベートなパーティを開きたい。
・プライベートサロンを開催したい。
・プライベートな映画・ドラマ鑑賞会をしたい。
・中銀カプセルタワービルが好きなので、カプセル内で使える場所があると嬉しい。
・友人、知人などに中銀カプセルタワービルを案内したい。
・仮眠スペースとして使いたい。
など・・・
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応募について
◎募集人数:1〜2名(定員5名)
◎応募方法:メール info@ishimaruakiko.com まで下記をお送り下さい。
・お名前
・簡単な自己紹介
・ご住所
・メールアドレス
・電話番号
・お考えの利用方法
・お考えの利用頻度(週に何日程度の使用を想定、使用希望曜日、使用予定時間帯など)
◎応募締切:2017年8月13日(日)22時まで
◎その他
・応募多数の場合は、頂いた内容をもとに選考致します。
・最終結果については、8月25日(金)までにご連絡予定です。
・選考に残った新会員候補の方には、中銀カプセルタワービルA606をご案内の上、詳細を説明します。
◎お問合せ先:いしまるあきこ info@ishimaruakiko.com
「カプセル快適化俱楽部」は、中銀カプセルタワービルに住む人・使う人、これから住もうとする人や使おうとしている人にとって役立つ、カプセルライフを楽しくするための情報発信を目指します。また、これを見て読んだ方に中銀カプセルタワービルについて興味を持ってもらえたら嬉しいです。
私がカプセルに住んでいたときに最も困ったのが洗濯でした。カプセルにはもともと洗濯機置き場はありません。共用部にもコインランドリーは用意されていません。
竣工当初のユーザーイメージは、都心勤めのビジネスマンや東京以外に住む方にとってのセカンドハウスや東京での拠点といったものでした。分譲マンションですが、感覚的にはビジネスホテルに近く、カプセルに長期間住むことは想定されていないのです。それでも「身軽なうちに名建築に住んでみたい」と思い住んだのでした。
カプセルへ引っ越す前に隣のビルにコインランドリーがあると聞いたものの、見つかりませんでした。一番近いコインランドリーは新橋駅の向こう側で、歩くと20分程度でしょうか。小さなコインランドリーで夜待つのは少々怖く、近くの公園にいるわけにもいかず、行って帰ってくるにも微妙に遠く、洗濯をしかけ(40分弱)、乾燥機にかけ(40分〜60分)、それが終わるまでの間の2回を近くのチェーン系の喫茶店で過ごさなければいけないのは、なんとも効率の悪いものでした。
さて、ほかの住んでいる方はどうしているかというと、『中銀カプセルタワービル 銀座の白い箱舟』(青月社)の中でインタビューさせてもらった福田憲三さんは、自転車で銭湯に行き、そこにあるコインランドリーを使うそうです。同じくインタビューをした山川大地さんは、なんと、ユニットバスの中に洗濯機を入れ、乾燥機も置いて干すのです。カプセルのユニットバスの扉が細いので、洗濯機は一般的なものよりもひと回り小さいものですが、洗濯機を通すのは大変だったそうです。カプセルがカプセルのままで快適に生活する上での工夫ですね。
カプセルで快適に過ごすには、セカンドハウスとして洗濯を気にする必要が無い程度に滞在するのが、一番コンセプト的にもカプセルのつくり的にもしっくりくるなと最近とくに思うようになりました。
「カプセル快適化俱楽部」は、中銀カプセルタワービルに住む人・使う人、これから住もうとする人や使おうとしている人にとって役立つ、カプセルライフを楽しくするための情報発信を目指します。また、これを見て読んだ方に中銀カプセルタワービルについて興味を持ってもらえたら嬉しいです。
今回は、カプセルの丸型ブラインドのお話。
中銀カプセルタワービルが建った当初は、どのカプセルにも丸型ブラインドが付いていたそうです。
ところが、いまは、ほとんどのカプセルにブラインドは付いていません。外から見ると、1つくらいはもともとのブラインドが残ったままのところがありそうですが、はっきりしていません。
カプセルによっては、ブラインドのための真ん中の丸い金物が残っていたり、ガイドのような大きな輪が残っていたりします。跡形もないところもあります。
さて、カプセルの方角によっては、丸窓からはわりと強い日が差すため、日射を防ぐことは、カプセルを快適にするためには大事なことです。今回のカプセルには金物は残っているものの、ブラインドは付いていませんでした。
そこで、丸型ブラインドを見よう見まねで再現してみたのです。
海外の半円窓用のブラインドを手に入れ、真ん中の芯材やブラインドの枠を今回は木でつくりました。本来は真ちゅうのようです。
このブラインドの良いところは、いろいろなパターンの開け方ができることかもしれません。右半分を開けたり、上半分を開けたりできます。上部や4分の1円の途中で小さな金物でおさえることで留められるのです。
ブラインドがあると、より、カプセルにこもった感がでますね。
折り目の数やパーツにはまだまだ改善すべき点がありますが、外から見るとシャキッとしました。中も、柔らかい光が差し込み、より、カプセルの中を堪能できる雰囲気です。今後も改良していきたいなと思っています。
この募集は終了しました。欠員がでましたら、再度募集致します。たくさんのご応募ありがとうございました。
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シェアオフィス・中銀カプセルタワービルB908プロジェクトで、2017年7月からの新しいメンバーを1名募集します!
2016年7月から10人のメンバーでスタートし、1年経ちまして、この度1人空きがでます。
現在、シェアオフィスとして活用中の中銀カプセルタワービルB908の新会員を募集します。
今回は2017年7月〜利用のメンバー募集です。
3ヶ月ごとに利用の意向を確認します。
撮影:蔵プロダクション
●中銀カプセルタワービルとは?
建築家の故・黒川紀章氏による設計で、1972年に生まれた名建築。都市の変化とともに新陳代謝するという思想の「メタボリズム建築」を代表する作品。140戸のカプセル型ユニットが2本のタワーにらせん状に並ぶその変わった外観や近未来的なカプセル内部に魅力を感じ、世界中から毎日のようにファンが訪れる東京でも人気のスポット。
住所:東京都中央区銀座8−16−10
●会員になると・・・
・中銀カプセルタワービルのB908号室を自身のオフィスとして使うことができます。住所使用も可。
・日中の利用はもちろん、夜間利用もできます。
・建物全体で共有しているシャワーも使えます。
↓2016年5月時点のB908の様子を360度見ることができます。(撮影:蔵プロダクション)
Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA
現時点では、赤いロディやギターやシルバーのケースはありません。
※インターネットWifi完備。
※青緑色のテーブルは折りたたみ式・可動式です。同じテーブルがもう1台だせます。
※いす青色1台、いす白色2台、丸いす白色1台あります。
※電気ポットでお湯を沸かせます。ティーカップ、コップを使えます。
※室内の水、トイレを使用できます。
※仮眠できます。
●シェアの特徴としては・・・
・基本的には、会員同士は同時に使わず、ひとりが1部屋を使います。
・1回あたり最大12時間まで使えます。連続使用も可。(タイムシェア方式)
・会員は会費として、B908の家賃と経費の約6.5万円を会員数に応じて折半します。(会員10名の場合、月6500円)
・会員は会費の他に、使用ごとに使用料を支払います。その使用料は他の使用できなかったメンバーに返金されます。(使用料は1回あたり最大1800円ですが、清算するとたいていそれを下回ります)
今回、「名建築を公平に使いつつ維持する仕組み」と名付けた仕組みで、名建築が健全に使われるように、複数人で使いながら維持し、使われれば使われるほど会員みんなが得をする仕組みを考えました。つまり、たくさん使う人はより安く使え、使わない人は他の人が使うことでお金が戻ることで不公平感がなくみんなで使えます。
B908のオーナーは、中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクトの代表をされています。オーナーはカプセルを購入しては再生し、人に貸すことで保存への道を切り開いています。B908を使いこなし、継続的に借り続けることは、保存・再生への一助ともなります。
●B908の使用例・・・
・基本は自宅作業だけれども、打合せスペースとして使いたい。
・東京以外に拠点があるので、東京オフィスとして使いたい。月に数日、滞在したい。
・執筆作業など、時々こもって作業したい。
・1〜3人相手のワークショップを開催したい。
・中銀カプセルタワービルが好きなので、カプセル内で使える場所があると嬉しい。
・友人、知人などに中銀カプセルタワービルを案内したい。
・子どもと一緒に落ち着いて過ごす場所にしたい。
など・・・
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応募について
◎募集人数:1名(定員10名)
◎応募方法:メール info@ishimaruakiko.com まで下記をお送り下さい。
・お名前
・簡単な自己紹介
・ご住所
・メールアドレス
・電話番号
・お考えの利用方法
・お考えの利用頻度(月に何日程度)
・中銀カプセルタワービルへの想い
◎応募締切:2017年6月18日(日)24時まで
◎その他
・応募多数の場合は、頂いた内容をもとに選考致します。
・最終結果については、6月23日(金)までにご連絡予定です。
・選考に残った新会員候補の方には、必要に応じて中銀カプセルタワービルB908をご案内します。
◎お問合せ先:いしまるあきこ info@ishimaruakiko.com
「カプセル快適化俱楽部」は、中銀カプセルタワービルに住む人・使う人、これから住もうとする人や使おうとしている人にとって役立つ、カプセルライフを楽しくするための情報発信を目指します。また、これを見て読んだ方に中銀カプセルタワービルについて興味を持ってもらえたら嬉しいです。
今回は、コーヒーにこだわる人にもオススメしたい、カプセルの近くでテイクアウトできる珈琲専門店のお話です。
カプセルへ向かう途中、信号待ちする交差点で斜め向かいにある珈琲店がいつも気になっていました。夜にはお店の名前の赤い文字が輝いていて、遅くまでやっているのです。そのお店は「宮越屋珈琲」。
新橋駅から中銀カプセルタワービルに向かって歩いて行くと、スターバックスコーヒー、ファミリーマートもありますし、ほかにもコーヒーのテイクアウトができる店はたくさんありますが、気になって行ってみました。
カプセルの近くは東京新橋店。本店は北海道札幌市の円山(まるやま)にある珈琲店です。1階では、テイクアウトと豆の販売をしています。2階は、店内での飲食の方用の席です。
5月に行ってみましたが、テイクアウトのメニューでHOTはブレンドコーヒーのみ。ICEはつめたいコーヒー、つめたいカフェオレ、つめたいココア、コーヒーフロート、ココアフロート、ソフトクリームと種類が豊富。値段もShortが270円からとお手頃価格。つめたいカフェオレは、Shortで302円、Tallで356円でした。(スターバックスでは、Shortで330円。)店内では、ドリップ用のパックDRIP CAFEも販売されていました。1ケ129円〜。
つめたいカフェオレを頼んでみたところ、最初、ミルクが下にいて、見た目にもおいしそう。飲んでみたところ、コーヒーのしっかりした味とたっぷりのミルクでおいしかったです。カフェインレスやソイラテはありませんが、おいしいつめたいカフェオレが飲みたくなったら、こちらに寄ろうと思います。
2階も利用しました。テーブルの客席と珈琲を眼の前で淹れるカウンター席があります。2階ではHOTのカフェオレ(810円)を頂きました。飲み物は料金があがりますが、いろいろなケーキやクッキー、ブルーベリージャムもついてくるトーストもあります。ブルーベリータルト(540円)は、さっくりとしっとりがほどよく、かなりおいしかったです。トースト(324円)もバターの味とブルーベリージャムの甘さがほどよく、どれも、体に優しそうな味でした。かなりおいしかったです。
ここでホッと一休みしてからでも、サッとテイクアウトしても、カプセルに向かうときや帰りに寄り道する楽しみな場所が増えました。
宮越屋珈琲 東京新橋店
住所 東京都港区新橋1-7-10 汐留スペリアルビル1階2階
営業時間 10:00〜25:00(日祝10:00〜23:00)